粋な減築_Butter yellow cafe
- ikuyo ono
- 6月17日
- 読了時間: 2分

絶景が見えるカフェへ、帰省の折、友人に案内してもらった。バターイエローカフェは、出雲市平田町にある一畑薬師の参道沿いにある。雲がなければ、大山(だいせん)も見えるそう。窓辺の懐かしいガラスは、前の店舗のままに、床はコンクリート土間に改装し、天井は古い蔵の壁面を持ってきて設置してある。

特に注目したのは屋外スペース。長屋店舗として建物同士がくっついていたのを切り離し「減築」することで、絶景がテラス席でも味わえるようになっている。連なる店舗が壁のようになっていた参道に「横穴」が開き、通りからも絶景を感じられる。お店でテラス席を使っていない時は、散歩休憩などご近所の方にも自由に利用してもらっているそうで、この場所を気に入ってお店を作った、店主ご夫妻の心意気が感じられた。



絶景を前にいただいたコーヒーとスイーツは美味でした。器は出西窯で特別に焼かれたもの。

こだわりの看板と黄色(バターイエロー)の外壁。Cafe&Craftとあるように、店主ご夫妻が見立てた器や雑貨のほか、ご自身が作った手編みのカゴや木製のブローチなども展示されており、買うことができる。
ちょっとした質問から話が弾み、お店の背景、ストーリーを知ることができ、とても楽しいひと時でした。ありがとうございました。
粋な減築_Butter yellow cafe
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