今年も家づくり学校の「左官」の実習講義に、サポーターで参加した。講師の古川左官さんが用意して下さったテーマは、土の断面。これまでも色んな実習をしてきたが、今年はまた違った体験で左官を考えることができた。
まずは、こねるこねる、こねるこねる。右端には先生の美しいお手本が、、、。
「ダマにならないように!」お料理の感覚に近い。
道具を説明してもらっているところ。
こちらは、イメージを伝えてアドバイスを受けているところ。散らしているのは、貝殻。面白くなりそう。
なんやカンやで、完成。土を塗ること、漆喰を磨くことに無心になったと、参加者からの感想だが、子供の頃の泥んこ遊び、泥団子を作る時の夢中な感覚。土の魅力であり魔力なんだろう。(ガーデニングや家庭菜園のような土いじりもそういった触感の魅力なんですかね。)
ちなみに、古川左官さんのような、昔ながらの技術を習得している左官さんは、現場に合わせて材料を調合することから仕事をされる。最近では既調合(初めから材料が調合されている)の材料も多く使われているのだが、自然素材だと思っていたら、結構樹脂が入っている、なんてこともあるようで、要注意なのだ。
お知らせ
ミニ講座:リノベーションか、建て替えか?マンションなのか、戸建てなのか?
12月10日(日)14:00〜開催予定。場所は市ヶ谷の家づくりギャラリーです。
予約受付中。(締め切り12/9・土)
詳しくはコチラ。
土いじりの魔力。だから自然素材
Comments