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8年前、水廻り改修を行った民家の第二期工事です。今回は、築60年の母屋部分の耐震改修を主な目的としています。土葺きの瓦屋根を鋼板製の軽い屋根に改修し、内部も一部、漆喰塗りの耐震壁を追加して、明るい居間空間としました。この居間と玄関土間や縁側通路側にはすきま風があったので、内部の建具を更新しました。縁側の床には杉の厚板を重ね張りすることで、足元の寒さ対策や一部段差解消もしています。外装の既存トタンや下見板は撤去し、自然素材のモルタル系左官壁を施すことで、耐震性や耐久性の改善をしました。

岡崎の家Ⅱ House at Okazaki II

田の字プラン民家の改修

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