梅雨らしい季節。昔は雨が嫌いで仕方なかったですが、今は案外楽しめるようになっています。 先日は所用で群馬へ。県境移動の解除もあってか、帰りは少し渋滞気味でした。所用の合間にいくつか建築探訪を。富岡市立美術館、まだ休館で外観だけの見学ですがワクワクできる時間でした。築25年、堅牢なつくりで、程よい経年変化で時間を味方につけた佇まいです。
思わず壁のアップを撮って。杉板の型枠に面取りの目地、シャープで美しいです。
ほんの一部分、雨がよく流れる場所を発見、25年かけてうっすらと目地の面が取れて「洗い出し」仕上げになっている部分。時間経過が感じられて、これもまた風情があり。素材としてのコンクリートの質の良さ、目地デザインの秀逸さ、全体の素晴らしさがそう思わせるのか?1つの建物なのに、どこか街のようなヨーロッパの都市のような印象を受けて、、、建築って面白いですね。
美術館の開館は7月の予定、、という張り紙がありました。また平常に戻ったら今度は内部も拝見したい。
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