白井屋ホテル-アートと建築の間
- ikuyo ono

- 3 日前
- 読了時間: 2分

群馬日帰りの旅、前橋市の中心街は建築家が手がけた建築が多くあり、散歩圏内で楽しめました。
写真は藤本壮介設計の白井屋ホテル。リノベーションされた建物には、空間を存分に使った現代アートが共存していました。表通りのポップなロゴやサインもアーティストによるもの。

表通りから通路を抜ける、、元屋内の屋外通路。床スラブを抜いて、柱と梁の構造体のみを残した引き算の設計。設計も、まるで彫刻のように素材に手を加えていくアートとして設計しているように感じました。

それは内部も変わらず、ホールとレストランの上部はかなりの床を抜いてあり、そこに階段やブリッジが掛けてあり、宿泊者は歩き回れるようです。

壁面に撤去した階段の跡が。敢えて、残す、、、トマソン的。

縦横無尽に光のパイプ、こちらもアート、建築と絡み合う?ような排水管を模したようで、建築に寄せて共存している。(縦横無尽感が上手く撮れなく、残念)。光の色も変化するようです。この真下で美味しいケーキとコーヒーを。みんなで旅を振り返る、楽しいひととき。

裏手にはサウナ小屋が点在する緑の山のような、白井屋ホテルの看板と言える外観がありますが、残念ながら緑をメンテナンス中で足場と防護ネットがかかっていました。「街中に山が!」という不思議感は藤本建築ならでは、と思うので、また見にきたいところです。


白井屋ホテル-アートと建築の間



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