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白井屋ホテル-アートと建築の間

  • 執筆者の写真: ikuyo ono
    ikuyo ono
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分
大通り側のホテルにはペイント

群馬日帰りの旅、前橋市の中心街は建築家が手がけた建築が多くあり、散歩圏内で楽しめました。

写真は藤本壮介設計の白井屋ホテル。リノベーションされた建物には、空間を存分に使った現代アートが共存していました。表通りのポップなロゴやサインもアーティストによるもの。


柱と梁がむき出しで完全に屋外化されている

表通りから通路を抜ける、、元屋内の屋外通路。床スラブを抜いて、柱と梁の構造体のみを残した引き算の設計。設計も、まるで彫刻のように素材に手を加えていくアートとして設計しているように感じました。


吹き抜けも床を抜いてある

それは内部も変わらず、ホールとレストランの上部はかなりの床を抜いてあり、そこに階段やブリッジが掛けてあり、宿泊者は歩き回れるようです。


壁面の階段跡、ギザギザの階段型に壁が凹んだ様子

壁面に撤去した階段の跡が。敢えて、残す、、、トマソン的。


直径10センチ強の半透明のチューブが配管のように吊るされている

縦横無尽に光のパイプ、こちらもアート、建築と絡み合う?ような排水管を模したようで、建築に寄せて共存している。(縦横無尽感が上手く撮れなく、残念)。光の色も変化するようです。この真下で美味しいケーキとコーヒーを。みんなで旅を振り返る、楽しいひととき。


いちごたっぷりのケーキと苦めで美味しいコーヒー

裏手にはサウナ小屋が点在する緑の山のような、白井屋ホテルの看板と言える外観がありますが、残念ながら緑をメンテナンス中で足場と防護ネットがかかっていました。「街中に山が!」という不思議感は藤本建築ならでは、と思うので、また見にきたいところです。


緑のメンテナンス中のサウナ小屋の建物

壁面が植物で覆われている様子
ネットがかかっていない足元の壁面は緑で覆われていた



白井屋ホテル-アートと建築の間






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小野 育代 | Ikuyo  ONO

一級建築士

1972

東京生まれ 兵庫県育ち

1992

島根県松江北高校卒業

1996

横浜国立大学建設学科建築学コース卒業

1996

ハル建築研究所に4年間勤務。
老人福祉施設・集合住宅の企画設計に携わる。

2006

小野育代建築設計事務所 設立

2014

NPO法人 家づくりの会

2018
​東京モード学園非常勤講師


 

小野育代・小野育代建築設計事務所・建築家

小野 雅之|Masayuki  ONO

一級建築士 一級建築施工管理技士

1969

愛知県生まれ

1988

愛知県立岡崎北高等学校卒業

1993

横浜国立大学建設学科建築学コース卒業

1993

プラントメーカーに17年間勤務。
ごみ焼却リサイクル施設、発電所、機械工場の新築や改修の設計・現場管理に携わる。

2010

小野育代建築設計事務所に参画し、

建物調査・改修計画・設計監理などを実施。

2012

公社)日本木材保存協会 木材劣化診断士

2014
一社)住宅医協会 公認住宅医 

2015

​川崎市木造住宅耐震診断士

小野雅之・小野育代建築設計事務所

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