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健康な建築_世田谷美術館


世田谷美術館 外部の列柱はコンクリートの逆三角で作ってある。

世田谷美術館は内井昭蔵の設計で1985年竣工した。恐らく、大学に入って初めて読んだ建築家の本が、内井昭蔵著の「健康な建築」だったと思う(夏休みのレポートの題材にした気がする。)しっかりと内容を覚えている訳ではないのだが、環境や人に寄り添うような、有機的な建築を説いていて、当時の自分にもジワジワ染みたと思う。



世田谷美術館 入り口のサインは赤い御影石

建物は、三角と四角、ボールト屋根がモチーフで、それらが随所に連続している。人に近い部分の軒はとても低く設定され手が届きそうな高さ。2階建だが、外からは圧迫感を感じない。人に近い部分は、モチーフのクラフト感に温かみを感じる。


天井高さが2層分で、細長い空間だがハイサイドライトから光が落ちている

全く覚えていなかったが、展示室の奥にはこんな、谷底のような暗いけど落ち着く空間もあった。展示を見終わると疲れるよね、、いい感じで一眠りもできる。


振り返ると、レストランへの通路。列柱的に、照明が仕込まれた三角梁が連続。


世田谷美術館 暗い場所から見た、明るいベンチがある通路



世田谷美術館 照明の詳細


世田谷美術館 壁の詳細

一番小さいモチーフは、四角いタイル。照明が仕込まれたり、壁に埋め込まれたり、、、。壁の「小叩き」もいい感じにザラっとしている。陰影ができると優しい表情になる。


世田谷美術館 外を眺めるにも良い通路

奥にあるレストランでは結婚式もできるみたいです。

広い広い公園の中にある美術館で、区民にも、恐らく 愛されていると思う。久々に奥の方まで、空間体験してきました。



追記)「健康な建築」は「再び健康な建築」として現在も手に取ることができる。


健康な建築_世田谷美術館






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