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マリーナ・タバサム・アーキテクツ展

  • 執筆者の写真: ikuyo ono
    ikuyo ono
  • 11 分前
  • 読了時間: 2分

TOTOギャラリー・間で開催中の「マリーナ・タバサム・アーキテクツ展/Plece Peaple Poiesis」へ。マリーナ・タバサムはバングラディッシュの建築家です。建築作品もさることながら、バングラディッシュという国についても知ることができる興味深い展示でした。


可動式住宅の実物と日本のモデル、間にバングラディッシュの地図

ギャラリーのテラスには、バングラディッシュから運ばれてきた可動式の住宅「クディ・バリ(小さな家)」の実物が。バングラディッシュにはヒマラヤから流れる水が海に流れ出るため多くの砂州があり、洪水で国土の1/3が水没することもあるそうで、クディ・バリはそういった災害で家を失なってしまった人々のためのシェルターです。写真右は、今回の展覧会のため、日本の材料で作られた和製クディ・バリ。中央にはバングラディッシュの河川を表す地図。


可動式住宅の実物

構造体である竹を専用の金物で繋ぎ、2階の床は板、屋根は鋼板でできている。シェルターとはいえ、シンプルで可愛らしい建築。


可動式住宅の実物の2階

下から内部を覗いてみたところ。壁は風通し良く竹を透かしてありました。


農村の農機具など

農村部の生活を紹介するために展示された農機具など。


2階には主に首都ダッカでの活動の紹介で、美しいレンガづくりの建築や、独立記念博物館など見応えある内容で、とても刺激になりました。


ダッカの年とコミュニティセンター
高密度な都市の様子とレンガ造りのコミュニティセンターの写真。
レンガで作られた模型
小さな煉瓦を積んで作られた模型の展示もいくつかありました。

マリーナ・タバサム・アーキテクツ展


(会期は来年の2月15日まで)







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小野 育代 | Ikuyo  ONO

一級建築士

1972

東京生まれ 兵庫県育ち

1992

島根県松江北高校卒業

1996

横浜国立大学建設学科建築学コース卒業

1996

ハル建築研究所に4年間勤務。
老人福祉施設・集合住宅の企画設計に携わる。

2006

小野育代建築設計事務所 設立

2014

NPO法人 家づくりの会

2018
​東京モード学園非常勤講師


 

小野育代・小野育代建築設計事務所・建築家

小野 雅之|Masayuki  ONO

一級建築士 一級建築施工管理技士

1969

愛知県生まれ

1988

愛知県立岡崎北高等学校卒業

1993

横浜国立大学建設学科建築学コース卒業

1993

プラントメーカーに17年間勤務。
ごみ焼却リサイクル施設、発電所、機械工場の新築や改修の設計・現場管理に携わる。

2010

小野育代建築設計事務所に参画し、

建物調査・改修計画・設計監理などを実施。

2012

公社)日本木材保存協会 木材劣化診断士

2014
一社)住宅医協会 公認住宅医 

2015

​川崎市木造住宅耐震診断士

小野雅之・小野育代建築設計事務所

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